しまう前の一着、洗濯表示を読み直してみる

薄手の服を片づけようとして、「これは家で洗えたかな」と手が止まる。衣替えの時期には、そんな一着が出てきます。買ったときに確認したつもりでも、洗い方までは覚えていないものですね。

頼りになるのが、服の内側についている取扱表示です。洗濯おけの形、三角形、四角形、アイロンなどの記号は、それぞれ別の手入れの方法を示しています。「洗える」と分かっても、乾燥機まで使えるとは限りません。洗うところから乾かすところまで、ひと続きで見るのがポイントです。

たとえば、洗濯おけの中にある「40」は、40度で洗わなければならないという指示ではなく、洗濯温度の上限です。また、おけの下に線がある表示は、洗うときの強さにも条件があることを表します。見慣れた記号でも、意味を確かめると扱い方が変わってきます。

迷う服は、素材や表示の写真を残して、クリーニング店などに相談する方法もあります。気になるしみがあるなら、何がついたのか、いつ頃なのかを伝えられると話が進めやすくなります。相談できる内容や料金は、それぞれのお店で確認しましょう。

一度に全部を片づけようとせず、まずは来年も着たい一着から。次に取り出したときに気持ちよく着られるよう、しまう前の数分を使ってみるのはいかがでしょうか。

84知識|服の記号の並び順

取扱表示の基本記号は、洗濯、漂白、乾燥、アイロン、商業クリーニングの順に並びます。左から追うと、手入れの流れを確認しやすくなっています。