しめじも、えのきも、しいたけも。売り場では一年を通して見かけるのに、10 月になると食卓に取り入れたくなります。
「秋の味覚」という言葉と、いつでも買える便利さが、同じ食材の中にあるのがきのこの面白いところです。
店頭に並ぶきのこには、天然のものと人工栽培されたものがあります。栽培技術が広がったことで、さまざまなきのこが季節を問わず手に入るようになりました。
普段買っている一袋にも、温度などを管理しながら育てる生産の工夫があるのですね。
週末の食事では、味つけを大きく変えずに、きのこの種類を変えてみるのも一案です。
みそ汁に入れる、野菜と炒める、炊き込みご飯に使う。いつもの料理なら、香りや歯ざわりの違いに気づきやすそうです。
調理は商品の表示やレシピに沿って、十分に加熱しましょう。
一方、公園や山で見つけたきのこを、食材として持ち帰るのは別の話。
食用のものとよく似た毒きのこもあるため、見た目や写真だけで判断して食べないことが大切です。
お散歩で見つけたときは、食べる楽しみと観察する楽しみを分けておきます。
橋本でお買い物をするときも、今日は量や値段に加えて、種類の名前に注目してみませんか。
いつもの一品が、食べ比べの小さな実験になるかもしれません。
84 知識|しいたけの育ち方
しいたけには、木の幹を使う「原木栽培」と、おが粉などを固めた培地を使う「菌床栽培」があります。売り場で見る二つの言葉は、育て方の違いを表しています。





