どんぐりを見つけたら、名前より先に形を見よう

子どもに「これ、何の実?」と聞かれて、すぐには答えられない。

そんなときも、名前が分からないまま一緒に観察してみると、意外に会話が続きます。秋の公園で見かけるどんぐりは、そのよい相手です。

丸いもの、細長いもの、先がとがったもの。
まずは、どこが違うかを言葉にしてみます。手に取れる場所なら表面を眺め、持ち出しができない場所なら、その場で写真に残すだけでも十分です。

数をたくさん集めることより、一つをよく見ることを楽しんでみましょう。

日本自然保護協会では、形の特徴から種類を調べる検索表を公開しています。最初から図鑑の名前を当てるクイズにせず、「丸いからこっちかな」と親子で探すと、大人も一緒に考える時間になります。

実だけで分からなければ、近くの木の葉も観察の手がかりになります。
橋本周辺での買い物や用事の途中でも、公園へ少し寄る余裕があれば、季節の実を探してみるのも一案です。

ただし、その場所に必ず落ちているとは限りません。
木の枝を折ったり、立ち入りを制限された場所へ入ったりせず、施設のルールに沿って楽しみましょう。

小さなお子さんが口に入れないよう、大人がそばで見守ることも忘れずに。

帰宅後に「どれが一番丸かった?」と話すだけでも、その日の発見を思い出せそうです。

 

84 知識|どんぐりの帽子
帽子のように見える部分の名前は「殻斗(かくと)」です。
どんぐり本体は「堅果(けんか)」と呼
ばれます。
実の形だけでなく、殻斗の模様や形も種類を調べる手がかりになります。